イオンスタイル湘南茅ヶ崎、「そよら」にリニューアルし6月オープン　

　イオンリテールは、神奈川県のショッピングセンター「イオンスタイル湘南茅ヶ崎」（茅ケ崎市茅ヶ崎）を6月上旬にリニューアルし、都市型商業施設の「そよら湘南茅ヶ崎」としてオープンする。そよらブランドの店舗出店は関東地方初で、これをきっかけにそよらブランド店舗を2023年中に関東、東海、関西に計5店出店する。

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　そよら湘南茅ヶ崎は、4階建て延べ約6万2,000平方メートル。核店舗のスーパー・イオンスタイル湘南茅ヶ崎に加え、約50の専門店が出店する。駐車場は約650台分、駐輪場は約730台分を確保する。

　主な新規出店店舗はホームセンターの「カインズ」、ライフスタイルショップの「ハンズビー」、カーディラ―の「ウエインズトヨタ神奈川」、キャンプ用品の「MAX CAMP」など。また100円ショップのダイソーグループが「ダイソー」、「THREEPPY」、「Standard Products」を同時オープンする。

　既存のシネマコンプレックス「イオンシネマ」、ペットショップの「ペテモ」、「岡崎慎司フットサルフィールド」、「ウェルネス保育園」などは営業を継続する。

　イオンスタイル湘南茅ヶ崎は、1995年の開業。地域に密着したショッピングセンターとして親しまれてきたが、都市部の住民のニーズ変化などを受け、イオンリテールが2020年から3大都市圏で展開を始めた都市型商業施設のそよらブランドに切り替える。

　そよらブランドの店舗は2020年、大阪市福島区で開業した「そよら海老江」が第1号。2021年に堺市北区で「そよら新金岡」、2022年に名古屋市北区で「そよら上飯田」がオープンしている。

　2023年は全国5店舗がオープンする予定。そよら湘南茅ヶ崎に続いて秋ごろに埼玉県狭山市で「そよら武蔵狭山」、大阪府岸和田市で「そよら東岸和田」、浜松市中区で「そよら浜松西伊場」、大阪府門真市で「そよら古川橋」が開業を予定している。（記事：高田泰・記事一覧を見る）