マツダ、「MAZDA3」を改良 10.25inディスプレイを採用 6月下旬発売

2023年4月8日 08:56

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MAZDA3 FASTBACK(画像: マツダの発表資料より)

MAZDA3 FASTBACK(画像: マツダの発表資料より)[写真拡大]

  • 10.25インチセンターディスプレイ(画像: マツダの発表資料より)

 マツダは6日、コンパクトカー「MAZDA3」の商品改良を行い、同日より予約を開始した。価格は228万8,000円~386万6,500円(消費税込)で、発売は6月下旬を予定している。

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■MAZDA3の概要

 MAZDA3は、ハッチバックタイプのFASTBACKとセダンタイプのSEDANがあり、前者にのみガソリンエンジンモデルおよびSKYACTIV-MTを搭載した6MTモデルがある。ともにハイブリッド、ディーゼルもラインアップされており、それぞれのエンジンでの総排気量が1.5L、1.8L、2.0Lと多様なところもポイントだ。

■改良の内容

 今回の改良では、ボディタイプ、エンジン、オプションの見直しに、安全性、利便性、快適性を向上。新たにエクステリアカラーとして「セラミックメタリック」が設定された。

 安全性の向上では、既存のスマート・ブレーキ・サポートやブラインド・スポット・モニタリングなどに加え、前進、後退時に誤発進を防ぐAT誤発進抑制制御を進化。検知対象として新たに歩行者(前方)も加わった。ドライバー・モニタリングについても、わき見警報機能を追加している。

 利便性、快適性の向上では、15S Touring、15S/20S/XD/X Black Tone Edition、20S/XD/X Proactive Touring Selectionに、10.25インチセンターディスプレイを標準装備。従来は8.8インチということでだいぶ横幅が広くなり、表示できる情報量が増えた。

 これまで通りマツダコネクトを使用でき、従来は有線接続のみだったApple CarPlayは、ワイヤレス接続が可能となった。Qi対応のワイヤレス充電とUSB-Type C端子も追加されている。

 コネクティッドサービスも充実させ、新たにSKYACTIV-G 1.5を除くグレードを対象として見守りプランを設定した。これはCX-60にて展開されているサービスの1つ。

 見守りプランには2つのサービスがある。車両へのいたずらや盗難が発生したさいにALSOKが駆けつけてくれるマツダマイカーケア。「My Mazda」アプリに任意で車速、運転時間、走行エリアなどを設定し、発動条件下になるとアラートを届けてくれるドライバーケアだ。有料オプションとなっており、月額は330円、年額であれば3,630円(価格はいずれも税込)。

 MT車以外にはリモートエンジンスタートが設定できる。「My Mazda」アプリからエンジンのオンオフが可能で、エアコンとも連携。こちらも有料オプションで月額は220円、年額は2,420円。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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