ヤリスのインナーミラーに駐車監視を追加 コムテックがユニット発売

2023年4月5日 16:37

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トヨタヤリスの録画機能付インナーミラーへ接続することで、駐車中の衝撃を監視できる「PMU-T02」(画像:コムテック発表資料より)

トヨタヤリスの録画機能付インナーミラーへ接続することで、駐車中の衝撃を監視できる「PMU-T02」(画像:コムテック発表資料より)[写真拡大]

  • 利用イメージ(画像:コムテック発表資料より)

 コムテックは、トヨタの新型ヤリス対応の駐車監視ユニット「PMU-T02」を、4月14日に発売する。純正の録画機能付インナーミラーに接続することで、駐車中の衝撃監視ユニットにできる。

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 トヨタヤリスは、昨年8月に一部改良。後続車のライトの眩しさを緩和するインナーミラーに録画機能を搭載した、「ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラー」を全グレードにオプション設定していた。だが駐車監視機能はなく、駐車録画するにはユーザーが手動で一定時間録画させる方法しかなかった。

 今回登場するPMU-T02は、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーに接続するだけで、駐車中の監視を行う。Gセンサーを内蔵しており、衝撃を探知すると、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーが前後方向の録画を1分間開始する。常時録画ではないため、クルマのバッテリー負荷の軽減にも役に立つ。

 さらに衝撃を感知すると、本体内蔵のブルーLEDが威嚇点滅を開始。エンジン始動時には、衝撃を検知していたことを知らせるブザー音が鳴るため、クルマに異常があればすぐにわかる仕組みだ。

 衝撃感知は、降車時間を考慮し、エンジンを停止してから3分経過後に始まる。衝撃感度はHiとLoの2段階から選べるため、駐車場所の状況で検知能力を設定できる。

 バッテリーが12.2Vを下回ると電源供給を停止するため、過度にバッテリーを消費してエンジン始動に影響が出ることもない。機械式立体駐車場などで振動が多い場合は、駐車監視モードをオフにもできる。

 取り付けは、専用ハーネスを車両側のインナーミラーのコネクターに割り込ませるだけと容易だ。コンパクトなため、見た目もすっきりと純正の質感を損なうこともない。

 対応車種はヤリスとヤリスクロス。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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