大阪中央郵便局跡地の高層ビル、名称は「JPタワー大阪」に 商業施設は「KITTE大阪」

2023年3月8日 08:40

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JPタワー大阪の完成イメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)

JPタワー大阪の完成イメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)[写真拡大]

  • KITTE大阪の開業イメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • 南東広場イメージ(JR大阪駅南側から)(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • 開発地域の地図(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • フロア構成(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • 屋上庭園イメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • アトリウムイメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • 劇場客席イメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)
  • ホテルエントランスイメージ(画像: 『梅田3丁目計画(仮称)』PR事務局発表資料より)

 日本郵便など5社が、旧大阪中央郵便局跡地を含むJR大阪駅西地区で進めている大型複合開発「梅田3丁目計画(仮称)」(大阪市北区梅田)において、建物名称が「JPタワー大阪」、施設内の商業施設名称が「KITTE(キッテ)大阪」に決まった。建物の完成は2024年春、商業施設の開業は2024年7月の予定。計画に参加しているのは他に、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTB、日本郵政不動産。

【こちらも】JR大阪駅直結の大型複合施設「梅田3丁目計画(仮称)」上棟、2024年完成へ

 「JPタワー大阪」の建物名称は、東京と名古屋でJPタワーを展開していることに加え、大阪駅西地区のランドマークとして地域に愛される施設を目指してつけた。「KITTE大阪」の商業施設名称には、日本郵便をイメージする切手と「来て」という言葉をかけ、商品やサービスに「KITTE」という付加価値を加えたいとする思いを込めている。

 施設は地下3階、地上39階建て延べ約22万7,000平方メートル。高さは188メートルと、大阪梅田ツインタワーズ・ノース(旧梅田阪急ビル、187メートル)とほぼ同じだ。旧大阪中央郵便局跡地を含む約1万3,000平方メートルの敷地で建設が続いている。

 地下2、3階は駐車場となり、KITTE大阪は地下1~地上6階に入り約150店舗が出店する。6階には席数1,200~1,300の劇場を設ける。7、8階と29~38階には、米マリオット・インターナショナルとJR西日本ホテルズが提携する「オートグラフコレクション」ブランドのホテル(客室数約420)が、11~27階には基準階貸室面積が西日本最大級となるオフィスが、それぞれ入る。

 近く新設される大阪駅西口改札と1階で直結する他、西梅田地区と大阪駅を結ぶ地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」と地下1階で接続する。

 2023年11月に屋上庭園やサウナなどを備えたオフィスフロアが先行オープンし、2024年7月にKITTE大阪が開業する予定。ホテルと劇場の開業日は決定次第、発表するとしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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