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DNP、証明写真機でプロフ画像撮影 テレワ普及で「顔写真」ニーズ高まる
大日本印刷(東京都新宿区)は、2月28日から、SNSやWeb会議に使うプロフィール写真を証明写真機で撮影できるサービスを開始する。2025年度に2億円の売上げを目指す。
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リモートワークの普及でWeb会議やビジネスチャットに使用する顔写真の需要が高まっている。これを受けて街中の証明写真機で気軽にプロフィール写真の撮影ができるようにする。28日から東京の一部地域で先行してサービス提供を開始し、首都圏から関東に順次拡大していく予定だ。
子会社のDNPフォトイメージングジャパンが展開する証明写真機「Ki-Re-i」で撮影できる。証明写真の背景は単色が一般的だが、シーンにあわせて背景が選べるようにした。「緑のある窓辺」「オフィス会議室」「ビルが立ち並ぶオフィス街」「公園の木漏れ日」の4種類から選択できる。
カーテンで仕切った半個室の空間で、他人の目を気にすることなく自由に撮影できる。複数の背景との組み合わせを最大4回まで試すことが可能だ。写真スタジオで撮影しなくても、街中の証明写真機で手軽に高品質な撮影が行えるようにした。画像データはスマートフォンに保存でき、用途に応じてデータのサイズを変更できる。
Ki-Re-iは全国に7400台設置されており証明写真機のシェアはトップクラス。ストロボ光が顔全体に当たるよう設計されており、肌質や肌の明るさ補正も行える。DNPが培った印刷技術をベースに「きれいな」証明写真を高速で仕上げることが特徴だ。
コロナ禍でも安心して使えるよう、抗菌・抗ウイルス対策を行っており、モバイル決済にも対応。また、多国籍のユーザーが使用できるように6カ国語に対応している。尚、中には、車いすでも使いやすいバリアフリー仕様のものもある。
DNPが2022年12月に行ったモニター調査によると、「SNSやビジネス用顔写真が必要になった」と答えた割合が86%だった。また、どのような場面で顔写真が必要になったかという設問には、48%が「ビジネスチャット」と回答。続く「Web会議」が30%、「SNS」が15%となっている。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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