「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」奈良公園内に23年夏オープン、隈研吾が設計

2023年1月28日 09:18

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記事提供元:ファッションプレス

 「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」が、2023年夏に奈良県・吉城園周辺地区に開業する。

■奈良県初の「ラグジュアリーコレクション」

 「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」の日本5軒目となる新施設。奈良県に「ラグジュアリーコレクション」が進出するのは初となる。

■「翠 SUI」とのダブルネームホテル

 森トラストが2017年に立ち上げた「翠 SUI」とのダブルネームホテル。日本の美しい自然、エリアの独特な文化を取り入れた「翠 SUI」ブランドとしては、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」、「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」に続く3軒目にあたる。

■日本有数の名勝地「奈良公園」内に

 開業の地は、奈良の吉城園周辺地区。日本有数の名勝地「奈良公園」の西端に位置し、春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産にも囲まれた、緑ゆたかなエリアだ。山々が青々と美しい情景を表現した四字熟語「紫幹翠葉」から着想を得て、ホテル名に“紫翠(しすい)”を配した。

■隈研吾が設計、8棟が立ち並ぶ“街並み”のような風景

 「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」の設計は、隈研吾が担当。「奈良文化が織りなす歴史、文化、自然が調和すの結び」をデザインコンセプトに、約9,000坪の敷地に8棟の建物が立ち並ぶ“街並み”のような風景を考案した。

 昭和天皇がサンフランシスコ平和条約に調印した旧知事公舎や、興福寺の子院として建てられた旧世尊院、万葉集にも詠まれた吉城川に隣接し、茅葺屋根の茶室を擁する吉城園主棟など、周囲に広がる歴史的建造物との融合を図り、くつろぎの空間を創り出す。

【詳細】
「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」
開業:2023年夏
住所:奈良県奈良市登大路町55番地 他
客室数:43室
階数:地上2階

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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