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ステランティス、シトロエンBERLINGOのロングボディ版を日本国内でリリース
シトロエンのベストセラーMPV、BERLINGOの3列シート7人乗りロングボディバージョン「BERLINGO LONG」 443.3万円/455.4万円[写真拡大]
Stellantisジャパン、シトロエンのベストセラーMPVである、BERLINGO(ベルランゴ)の3列シート7人乗りロングボディバージョン「BERLINGO LONG」(ベルランゴ ロング)を全国のシトロエン正規ディーラーにて発売したと発表した。
BERLINGOは、2020年10月の日本導入以来、シトロエンの国内販売台数の約半数を占めるベストセラーモデルとなっている。ユニークなスタイル、優れたユーティリティやドライバビリティ、そして快適性など、シトロエンが提供する総合的な価値がファミリーユースだけでなく、趣味や仕事のパートナーとして幅広いユーザーに支持されている。
今回のロングバージョンは、3列目シートが前後にスライドでき、ゆとりのあるヘッドクリアランスにより、大人も寛げる十分なスペースを確保した。また、3rdシートを取り外し2ndシートを収納すると、最大2693リッターの大容量ラゲッジスペースとなる。このショートボディ比で約27%増となる広大な空間により、多彩なアクティビティのニーズに応えられる、7人乗りのピープルムーバーとして、その用途は拡がる。
ボディサイズは全長4770mm×全幅1850mm×全高1870mm、ホイールベース2975mmで、これはショートボディ比で365mm長く、20mm高く、190mmホイールベースが長い。ロングホイールベースと乗り心地にこだわった足回りが、シトロエンらしい走行安定性を実現しているという。
エクステリアは、BERLINGOの落ち着きのあるヨーロピアンデザイン、ユニークなスタイルそのままだ。上方に開口するリアゲートにより、雨天時でも荷物を濡らすことなく、風に煽られることもない。車両の後ろにスペースの制限がある場合でも、ガラスだけをコンパクトに開けてラゲッジにアクセスすることができる。また、リアゲート上部にはスポイラー(ブラック)を装着する。
パワートレーンは現行のショートボディと同様に、定評のある1.5リッターのクリーンディーゼルエンジンに、電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8を組み合わせる。ディーゼルとは思えない軽快な吹け上がりとドライバビリティ、低回転からの大トルク、そして最新の排気浄化システムによる極めて高い環境性能をもつ。
グレード構成は、SHINEおよびSHINE XTR PACKの2種。基本装備はショートボディのSHINEおよびSHINE XTR PACKに準じ、上級グレードであるSHINE XTR PACKには、17インチホイール & タイヤ、前後バンパーのアンダーガード風デコレーション、オレンジマットのカラーパック、フロントドアバッジ、専用のシート柄、専用ダッシュボードおよびドアトリムを装備する。また、両グレードには、縦列および並列駐車の出入りの際、ステアリング操作を自動で行うパークアシストを追加で装備した。
ボディカラーおnバリエーションは、SHINE XTR PACKが、ブランイシ、グリアルタンス、グリプラチナムの3色、SHINEはこれにディープブルーを加えた4色の設定だ。車両価格(消費税含)は、443.3万円/455.4万円だ。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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