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食事の際に役立つ、おごりや割り勘を表す英語フレーズ
食事に関する英語はさまざまだが、今回は会計時に使えるフレーズをいくつか紹介しよう。食事をおごりたい時や割り勘にしたい場合、シチュエーションに合わせていくつか覚えておくと役に立つはずだ。
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■おごりたい時のフレーズ
自分がおごりたい時には、「It’ on me.」が定番のフレーズだ。もしくは、「It’s my treat.」と言ってもほぼ同じニュアンスだろう。なお、「treat」とはギフトや贈り物という意味だが、ここでは食事をおごることが相手へのギフトとなる。
また、「I’ve got this one.」もおごりたい時によく使われるフレーズだ。ただ、このフレーズを使う時は、「今回は」というニュアンスが込められることもある。「今回は私が払うけれど、次回はどうかわからない」という意味だ。
と同時に、「I’ve got this one.」は、自分がおごると言ったのに食事相手が遠慮した時にも使える。さらに、「You can treat me next time.」と続ければ、「今回は私が出すので、次回はぜひごちそうしてください」という意味になる。こう言えば相手も譲歩してくれるだろう。
■割り勘を表すフレーズ
割り勘を提案する代表的なフレーズが「Let’s split the bill.」だ。アメリカ英語では「bill」の代わりに「check」がよく使われるが、どちらも同じく「勘定」を意味する。
ただし、このフレーズを使う場合、それぞれが違うものを注文した時には注意が必要だ。「split」は「分割する」という意味だが、会計時に使うと「勘定を均等に分割する」という意味に捉えられなかねない。したがって、場合によっては、自分の食べた以上に支払わなければならないことになる。自分の食べた分だけを出すつもりなら、「I’ll pay for mine and you pay for yours.」と言うとよいだろう。
自分の食べた分だけ払いたい場合は、「Let’s go Dutch.」がシンプルなフレーズだ。「Ducth」とあるがオランダ人とは関係ない。もともと「(a) Dutch treat」という割り勘の食事会を表す言葉がアメリカで使われていたのだが、そこから派生して「go Dutch」という表現が20世紀初頭に生まれたらしい。均等な割り勘ではなく、別々で会計したい時に重宝するフレーズだ。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)
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