豪ドル週間見通し:下げ渋りか、利上げ打ち止め観測は後退

2022年10月22日 14:35

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記事提供元:フィスコ

*14:35JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、利上げ打ち止め観測は後退
■上昇、豪中銀の利上げ継続姿勢で買い優勢

今週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)の10月理事会議事要旨で一段のインフレ高進見通しが示されたほか、ブロック副総裁が小刻みながらも利上げの継続を明言したことで豪ドル買いが優勢になった。豪ドル・円は一時95円台後半まで買われたが、日本の円買い介入実施によって対円レートの上げ幅は週末前に縮小した。取引レンジ:92円08銭-95円74銭。

■下げ渋りか、利上げ打ち止め観測は後退

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)のブロック副総裁が、「小刻みな利上げで他国と同様の引き締めは可能」と指摘し、さらなる金利引き上げを明言した。利上げ打ち止め観測は後退しており、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。経済指標では7-9月期消費者物価指数に対する関心が一段と高まりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・26日:7-9月期消費者物価指数(4-6月期:前年比+6.1%)

予想レンジ:92円50銭-96円00銭《FA》

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