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今日の為替市場ポイント:米長期金利再上昇でドル売り縮小も
記事提供元:フィスコ
*08:15JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利再上昇でドル売り縮小も
5日のドル・円は、東京市場で143円53銭から144円51銭まで反発。欧米市場では144円28銭から144円85銭まで反発し、144円68銭で取引終了。本日6日のドル・円は主に144円台で推移か。米長期金利の再上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小する見込み。
5日のニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル買いが優勢となった。この日発表された9月ADP雇用統計や9月ISM非製造業景況指数は市場予想に近い数値となり、米国経済の急減速に対する警戒感は低下し、米長期金利は反発したことがドル買いにつながったようだ。市場参加者の間からは「2023年後半に利下げが開始される可能性は残されているが、主要なインフレ指標は2023年も一定水準を上回る状態が続く」との声が聞かれている。
なお、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は5日、「連邦準備制度理事会(FRB)は断固として利上げを継続する」との認識を示しており、FF金利の誘導目標水準は年末までに4.25-4.50%まで上昇する可能性は高いとみられる。《FA》
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