関連記事
尼崎の「塚口さんさんタウン3番館」跡、商業施設「SoCoLa塚口プラス」が11月開業へ
ソコラ塚口プラスの開業イメージ(野村不動産など発表資料より)[写真拡大]
野村不動産と野村不動産コマースは、兵庫県尼崎市の阪急塚口駅南口にあった「塚口さんさんタウン3番館」跡に、新商業施設「SoCoLa(ソコラ)塚口プラス」(尼崎市南塚口町)を11月2日に開業する。高層分譲マンションとなる16階建て建物の、地下1階から地上2階までを商業施設とするもので、ダイエーのスーパー「イオンフードスタイル」を核店舗に物販、飲食、クリニックなど27店を集める。
【こちらも】京都駅前地下街と駅ビル専門店街が2023年3月統合へ、新名称は「京都ポルタ」
建物は鉄筋コンクリート地下2階、地上16階建て。このうち、ソコラ塚口プラスは地下1階から2階までを占める。商業施設専有面積は約6,000平方メートル。地下2階は約80台収容のソコラ塚口プラスの駐車場、中高層階は全421戸の分譲マンション「プラウド阪急塚口駅前」になる。商業施設ソコラシリーズの関西出店は初めて。
核店舗は塚口さんさんタウン3番館のキーテナントとして長く出店していたダイエーが、イオンフードスタイルとして再出店し、地下1階を占める。
1階はカフェの「上島珈琲店」、食パンの「乃が美」、ドーナツ専門店の「ミスタードーナツ」、歯科医院の「塚口駅前サンスマイル歯科クリニック(仮称)」など。2階はメガネ・補聴器の「メガネのアイガン」、100円ショップの「ダイソー」、皮膚科医院の「ソコラ塚口駅前皮フ科スキンクリニック(仮称)」などが出店する。
阪急塚口駅南口は第一種市街地再開発事業で整備され、1978年に1~3番館で構成する複合商業施設の塚口さんさんタウンが建設された。最盛期には全館で200以上の専門店が営業し、尼崎市北部を代表するショッピングゾーンになっていたが、3番館は建物の老朽化と周辺施設との競合によるテナント減少などから2017年に閉館し、取り壊された。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
スポンサードリンク