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JPX金は円安受けて8000円へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:34JST JPX金は円安受けて8000円へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『JPX金は円安受けて8000円へ』と述べています。
続けて、『8月米雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が前月比31万5000人増と、伸びは前月(52万6000人増)から鈍化した。市場予想の30万人増はやや上回ったが、6、7月両月分は下方修正された。また、失業率は0.2ポイント悪化の3.7%だった。平均時給の前月比の伸びは減速した。雇用統計の結果はさほど強くないとの見方が強まった』と伝えています。
次に、『9月21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅予想は、雇用統計発表直後で、0.50%が42%、0.75%が58%だった。しかし、6日は、0.5%が36%、0.75%が64%に変化した。経済指標が多少思わしくなくても、FRBの大幅利上げへの意思は変わらないと見ているようだ』と解説しています。
また、『米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、先月26日のジャクソンホール会議で行った講演で、成長鈍化などの「痛み」を伴ったとしてもインフレが抑制されるまで金融引き締めが必要という見解を示した。米クリーブランド連銀のメスター総裁は講演で、インフレ沈静化のために来年の早い時期までに政策金利を4%超の水準に引き上げ、その後しばらくその水準で据え置く必要があると述べた』と伝えています。
さらに、『ロシアのウクライナ侵攻後、世界的にインフレが加速し、日銀を除く米欧英等の主要国やメキシコ、南アフリカ等の新興国の各中銀は政策金利を引き上げている。今週6日にオーストラリア中銀が0.5%の利上げ(1.85%→2.35%)を決定した。7日にはカナダ中銀が、8日には欧州中央銀行(ECB)がそれぞれ利上げを決定する見込み』と言及しています。
陳さんは、『世界的に利上げが続く中で、金投資の人気は低迷している。金ETFは8月5日に1000トンの大台を割り込み、9月2日には973.08トンに落ち込み、年初来の最低保有量となった。NY金先物市場におけるファンドの買い越しは11万枚台に減少している』と伝え、『ただ、それにもかかわらずNY金が1700ドルを維持していることは注目されよう。金利上昇の中で株式市場は地合いが不透明になり、「安全資産」としての金買いが下値を支えているようだ』と考察しています
ドル円については、『7日に144円台に上昇したが、チャートから次の上値の目安は1998年8月につけた147円台と目されている』と述べています。
こうしたことから、JPX金について、『円安を受けて一目均衡表の雲をブレイクして7800円台に上昇した。節目の8000円を目指しそうだ』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月7日付「JPX金は円安受けて8000円へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》
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