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東京都、金町駅北口再開発の権利変換計画を認可 10月に第1期工事着手へ
金町駅北口再開発の完成イメージ(三菱地所など発表資料より)[写真拡大]
東金町一丁目西地区市街地再開発組合がJR金町駅北口で進める「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区東金町)で、権利変換計画が東京都の小池百合子知事から認可された。組合員の三菱地所、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルが明らかにしたもので、10月に第1期工事、2026年度に第2期工事に着手。タワーマンションと商業施設、公益施設、自動車教習所などが入る複合施設を整備する。
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予定地はJR常磐線の金町駅北口の西側に位置する約2万5,000平方メートル。工事は2段階に分けて進める計画。第1期は葛飾区のまちづくり用地などからなる敷地の一部に10月から鉄骨地下1階、地上5階建ての商業棟の一部を建設する。完成は2025年度の予定で、商業施設の一部と自動車教習所が先行開業する。
第2期は既存建物を解体したあとに、鉄骨地下1階、地上4階建ての商業棟、鉄筋コンクリート地下1階、地上40階、高さ150メートルの住宅棟を建築する。2026年度に着工し、2030年度の完成を見込んでいる。
全体の延べ床面積は約16万平方メートル。商業棟は低層部が商業施設、4階が区民事務所やバンケットホールなどの公益施設、屋上が自動車教習所となる。タワーマンションの住宅棟は約900戸が入居し、低層部を商業施設とする。
この施設が金町駅北口のにぎわいの中心となるとともに、居住環境を向上させることを目指して進める計画で、敷地に面した理科大学通りをにぎわいの中心軸と位置づけ、再開発地側に拡幅する。
地域の地権者らは、2013年からまちづくり勉強会や再開発協議会を設立して新たなにぎわい創出へ模索を始め、2019年の都市計画決定を受けて2021年に再開発組合を設立していた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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