東京為替:ドル・円は下げ渋り、円売り基調は継続

2022年4月18日 12:08

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記事提供元:フィスコ


*12:08JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円売り基調は継続

18日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、126円半ばで推移。126円後半に浮上する場面もあったが、その後126円20銭台に値を下げた。ただ、円売り基調は継続し、ドルは小幅に戻している。一方、原油相場は堅調となり、インフレ懸念が強まりやすい。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は126円25銭から126円79銭、ユーロ・円は136円46銭から137円03銭、ユーロ・ドルは、1.0794ドルから1.0822ドル。

【経済指標】
・中・1-3月期GDP:前年比+4.8%(予想:+4.3%、10-12月期:+4.0%)
・中・3月鉱工業生産:前年比+5.0%(予想:+4.0%、2月:+4.3%)
・中・3月小売売上高:前年比-3.5%(予想:-3.0%、2月:+1.7%)

【要人発言】
・鈴木財務相
「円安、良いか悪いか一概に言えない」
「価格転嫁や十分な賃上げのない今の状況の円安は悪い円安と会見で話した」
「円安進行を含め為替動向をしっかりと緊張感をもって注視」
「日銀との共同声明を変更する気持ちはない」
・黒田日銀総裁
「円安が全体としてプラスという評価は変えていない」
「為替は短期、急激に動くと企業の事業計画の策定が難しくなる」
「最近の円安はかなり急激な為替変動」
「現状、出口戦略を議論する状況にない」《TY》

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