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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行の利上げ時期見通しに注目
記事提供元:フィスコ
*14:43JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行の利上げ時期見通しに注目
■伸び悩み、日本政府の円安けん制で豪ドル買い縮小
今週の豪ドル・円は伸び悩み。日本銀行は連続指し値オペ(公開市場操作)を実施し、金利上昇抑制に強い姿勢を示したことから、豪ドル買い・円売りが先行。しかし、急ピッチの円安進行に日本当局からのけん制警戒が高まり、停戦交渉には懐疑的な見方も多く、その後豪ドル売り・円買いに転じた。取引レンジ:90円77銭-94円31銭。
■底堅い展開か、豪準備銀行の利上げ時期見通しに注目
来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(0.10%)の据え置きが予想される。市場は利上げ時期の見通しに関する見解を注目しているようだ。豪準備銀行のロウ総裁は年内利上げについて、妥当に思われるとの見解を表明している。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・5日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)
・7日:2月貿易収支(1月:+128.91億豪ドル)
・8日:豪準備銀行が半期金融安定化報告発表
予想レンジ:91円00銭-93円00銭《FA》
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