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NY為替:良好な雇用統計を受け米利上げ加速観測強まる
記事提供元:フィスコ
*06:45JST NY為替:良好な雇用統計を受け米利上げ加速観測強まる
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122 円45銭から123円03銭まで上昇し、122円56銭で引けた。3月雇用統計で失業率が予想以上に低下し、パンデミックにより経済が封鎖する前の水準を回復した。非農業部門雇用者数の伸びは予想を下回ったが、過去2カ月分が上方修正された。さらに、賃金の上昇も予想を上回ったため、5月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利上げを正当化するとの見方が強まり、ドル買いが加速。その後、3月ISM製造業景況指数が予想外に2月から低下したほか、2年債と10年債利回りが逆転したため、景気後退懸念が浮上し、ドルは伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1059ドルから1.1028ドルまで下落し、1.1045ドルで引けた。ユーロ・円は135円88銭まで上昇後、135円15銭まで反落。ポンド・ドルは1.3135ドルから1.3087ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9238フランから0.9280フランまで上昇した。《MK》
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