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今日の為替市場ポイント:日米金利差の拡大を想定したドル買い継続も
記事提供元:フィスコ
*08:06JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差の拡大を想定したドル買い継続も
23日のドル・円は、東京市場では120円77銭から121円41銭まで上昇。欧米市場では、120円60銭まで下げた後、121円16銭まで反発し、121円14銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に121円台で推移か。日米金利差拡大の思惑は後退していないため、ドルは引き続き底堅い動きを保つとみられる。
報道によると、ロシアのプーチン大統領は23日、友好的でないと見なす国に輸出する天然ガスについては代金をルーブル建てで支払うことを求める方針を示した。プーチン大統領はロシア中央銀行に対し、1週間以内にルーブル建ての決済を可能にする仕組みを開発するよう命じた。米国、英国、欧州連合(EU)加盟国、日本は非友好的な国に指定されている。
市場参加者の間では「ルーブルの価値を押し上げることや、制裁で打撃を受けた外貨準備を補充する狙いがある」との見方が出ている。また、一部の市場参加者は「今回のロシアの決断は各種貿易取引におけるドル決済の減少につながる可能性がある」と指摘している。中東の主要産油国、中国、インドなどの対応が注目されそうだ。《FA》
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