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東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金融引き締めで根強いドル買い
*17:04JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金融引き締めで根強いドル買い
17日の東京外為市場でドル・円はドル・円は底堅い。仲値にかけて国内勢のドル買いが一巡し、119円03銭から118円59銭まで値を下げた。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)でのタカ派的な政策方針を背景としたドル買いが続き、118円後半に値を戻す展開となった。
・ユーロ・円は131円47銭から130円86銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1008ドルから1.1052ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円118円60-70銭、ユーロ・円131円10-20銭
・日経平均株価:始値26,170.38円、高値26,702.94円、安値26,152.89円、終値26,652.89円(前日比890.88円高)
【要人発言】
・岸田首相
「物価上昇なら賃金や所得の上昇が必要」
「物価上昇が現実に起こっているが、CPIに反映されず零細企業にしわ寄せ」
・松野官房長官
「米利上げ、日本経済や世界経済にどのような影響が生じるか注視していく」
「為替の安定は重要、急速な変動は望ましくない」
「最近の円安進行を含め、為替市場の動向や日本経済への影響を緊張感をもって注視」
・黒田日銀総裁
「物価目標の安定的な実現になお時間。出口戦略を論じるのは時期尚早」
「携帯値下げ効果のはく落やエネルギー価格上昇も、目標実現の状況にない」
「国債保有状況を踏まえ、市場全体の安定確保と適切な政策運営は可能」
【経済指標】
・NZ・10-12月期GDP速報値:前年比+3.0%(予想:+3.3%、7-9月期:-0.3%)
・日・1月機械受注(船舶・電力を除く民需):前年比-2.0%(予想:-2.0%、12月:+3.6%)
・豪・2月失業率:4.0%(予想:4.1%、1月:4.2%)
・豪・2月雇用者数増減:+7.74万人(予想:+3.70万人、1月:+1.29万人)《TY》
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