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今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表前で主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性
記事提供元:フィスコ
*08:12JST 今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表前で主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性
3日のドル・円は、東京市場では115円44銭から115円74銭まで強含み。欧米市場では、115円81銭まで買われた後、115円39銭まで反落し、115円47銭で取引終了。本日4日のドル・円は主に115円台で推移か。日本時間夜に2月米雇用統計が発表されることから、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。
報道によると、ウクライナとロシアは3日に2回目の協議を行った。交渉にあたったウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、「期待した結果は得られなかったものの、民間人の避難経路の設定について理解が得られた」との見方を伝えた。ロシアとウクライナの双方は協議を継続することで合意したようだ。ポドリャク顧問は、民間人が避難できるよう一時的な停戦の可能性を想定しているもよう。なお、ベラルーシの国営通信社ベルタは、ポドリャク顧問の話として3回目の対話は来週初めに行われると報じた。
市場参加者の間からは「ウクライナにおけるロシアの軍事的な行動がただちに終了することは期待できない」との声が聞かれているが、「協議継続は好材料」との見方も出ている。ただ、ロシアに対する金融・経済分野における制裁措置は金融市場の不確実性を高める要因となるため、リスク選好的な金融取引がただちに拡大する可能性は低いとみられている。《FA》
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