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「安野光雅 追悼展」美術館「えき」KYOTOで、絵本や絵画を授業の科目に見立てて紹介
「安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年2月25日(金)から3月27日(日)まで開催される。
■画家・安野光雅が描く風景画や絵本を紹介
安野光雅は、戦後、小学校の美術教師として勤めながら本の装丁などを手掛けた画家。終戦後、復員した後に20代前半で小学校の代用教員となった安野は、教科書が十分になかったため、教える内容や方法を自身で考えながら授業をしていた。
上京後は小学校で図画工作を教えるかたわら、本の装丁や挿絵を手がけ、1961年に画家として独立。1968年には『ふしぎなえ』で絵本界にデビューし、好奇心と想像力、独創性にあふれた絵本作品や、淡い水彩で描いた風景画などを発表した。
安野の代表作である『もりのえほん』や『天動説の絵本』などに見られる個性的な世界観は、幼少時代に里山で触れ親しんだ自然や、教員時代に試行錯誤した経験によって生み出されたものだ。安野の創作の豊かさは、芸術の世界だけでなく科学・数学・文学までにもおよび、多彩な著作を残している。
会場では、文字や数字、風景に至るまで、安野流の楽しみ方が詰まった絵本作品や絵画を授業に見立てて紹介。「インタレスト!」を合言葉に、まるで“ふしぎな学校”に入学したかのような気分で安野光雅の世界観を堪能できる。
【詳細】
安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション
会期:2022年2月25日(金)~3月27日(日)
会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階)
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)
入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)
※( )内は前売料金。「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は当日料金より各200円割引。
※家族セット券(一般1名、小・中学生1名が入場可能)は1,000円。会期中、チケット窓口にて申し出が必要。2名同時入館に限る。他の割引との併用不可。
※前売販売期間は~2月24日(木)まで。美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-872)、ローソンチケット(Lコード51925)にて販売。
※状況により、作品展示やイベント内容は変更、または中止になる場合あり。
【問い合わせ先】
ジェイアール京都伊勢丹
TEL:075-352-1111(大代表)
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