NY為替:ドル強含み、米国金利の先高観は後退せず

2022年2月10日 07:25

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記事提供元:フィスコ


*07:25JST NY為替:ドル強含み、米国金利の先高観は後退せず
9 日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円38銭から115円56銭まで上昇し、115円54銭で引けた。1月米消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、12月卸売在庫改定値の伸びが速報値から予想外に上方修正されたほか、メスター・クリーブランド連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀も年内数回の利上げを支持する方針を示したためドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1448ドルまで上昇後、1.1420ドルまで反落し、1.1424ドルで引けた。ユーロ・円は132円16銭まで上昇後、131円90銭まで反落。ポンド・ドルは1.3586ドルから1.3527ドルまで下落。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が利上げを巡り積極的なアプローチを警告したほか、英警察が首相官邸でのコロナ規制違反捜査で50人超に質問状送付との報道を受けて政局不安もポンド売り材料となった。ドル・スイスは0.9222フランまで下落後、0.9247フランまで上昇した。__NE《MK》

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