日産、新型「フェアレディZ」の日本仕様公開 240台限定「Proto Spec」を6月発売

2022年1月16日 16:39

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新型フェアレディZ:発表資料より

新型フェアレディZ:発表資料より[写真拡大]

  • 新型フェアレディZ「Proto Spec」:発表資料より
  • 新型フェアレディZ:発表資料より
  • レイズ製19インチアルミ鍛造ホイール、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ:発表資料より
  • 本革・スエード調ファブリックコンビシート:発表資料より
  • インストルメントパネル:発表資料より
  • シフト周り:発表資料より

 日産自動車は14日、日本市場向けの新型「フェアレディZ」を東京オートサロン2022で公開した。さらに240台限定の特別仕様車「Proto Spec」も併せて発表した。

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■日本仕様 スペック

 新型「フェアレディZ」は、2022年年6月下旬に「Proto Spec」より発売を開始する予定だ。

 既にニューヨークでワールドプレミアを行っており、最高出力は298kW(405PS)、最大トルク475N・m(48.4kgf・m)を誇る3.0L V-6 ツインターボエンジンのVR30DDTTを搭載。トランスミッションは6速マニュアルと、マニュアルモード付フルレンジ電子制御9速オートマチック(9M-ATx)を採用する。

 グレードは通常のフェアレディZに加え、フェアレディZ Version S、Version ST、Version T、そしてProto Specとなる。Version Sは、6速マニュアルのみ、Version Tは9M-ATxのみが設定される。

 その他の注目ポイントとしては、メーターが挙げられる。今回採用されたメーターは、国内最高峰のモータースポーツであるスーパーGTに日産ドライバーとして参戦する松田次生選手のラフデザインから設計された。大のスポーツカー好きでも知られる松田選手が、スポーツカーにはこれが必要と思うアイテムを多数採用している。

 全長は4,380mm、全幅は1,845mm、高さは1,315mmでホイールベースは2,550mm。

■特別仕様車「Proto Spec」

 240台限定の「Proto Spec」は、一昨年に公開した「フェアレディZ」プロトタイプをユーザーに届けたいとの思いで設定された。そのため、全体的にイエローカラーが多く使われている。

 ボディカラーは雷からインスピレーションを受けており、イカズチイエロー/スーパーブラックの2トーンを採用。

 エクステリアの専用装備は、イエローのアルミキャリパー対向ピストンブレーキ、チタニウムゴールドの19インチアルミ鍛造ホイールを採用している。ホイールはレイズ製。

 シートはイエローセンターストライプの本革・スエード調ファブリックコンビシートを採用した。インストルメントパネルはブラックにまとめられ、随所にブランドカラーであるイエローステッチを採用している。

 販売は、抽選で行われる。抽選に参加するには、メールマガジンへの登録が必須となり、申し込みは2月7日からの予定だ。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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