東京為替:米国株見通し:伸び悩みか、ISM製造業景気指数にらみ

2022年1月4日 14:02

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記事提供元:フィスコ


*14:02JST 東京為替:米国株見通し:伸び悩みか、ISM製造業景気指数にらみ
(14時00分現在)

S&P500先物      4,804.10(+7.5)
ナスダック100先物  16,531.60(+29.8)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高。NYダウ先物は40ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


3日の主要3指数は堅調。ナスダックは大きく切り返し、3日続伸のダウは246ドル高の36585ドルで取引を終え2日連続で過去最高値を更新した。この日発表された製造業PMI(改定値)は高水準で横ばいとなり、回復基調の持続を期待した買いが先行。景気敏感株を中心に買いを集め、相場を押し上げた。また、金利高に振れたが、上昇一服でハイテク株も買われ、指数に寄与。ダウは終盤にかけて上げ幅を拡大し、勢いを増した。


本日は伸び悩みか。今晩発表のISM製造業景況指数は前回から伸びが鈍化すると予想されるものの、良好な市場心理が続くなか、高水準を維持すれば回復基調の持続が意識されそうだ。一方、雇用指数が強い内容となれば7日の雇用統計の改善に思惑が広がり、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒し観測が株買いを抑制する要因となろう。新型コロナウイルス・オミクロン株の感染状況も注視され、指数の一段の上昇を阻止しそうだ。《TY》

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