ジェネリック等の医薬品が不足、日立物流倉庫の火災などが原因

2021年12月23日 11:23

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記事提供元:スラド

11月末に発生した日立物流倉庫の火災の影響で医薬品不足の問題が表面化しているようだ。日経新聞の記事によれば、日本ジェネリックは、火災の影響で抗精神病薬や高血圧治療薬など計18品目の出荷調整を行うと発表。大原薬品工業は自社販売品の約65%を日立物流センターに保管していた影響から、生産量が少ない製品は他社製品で代替を案内、あゆみ製薬ではカロナールの座薬の出荷再開のめどが立たないなど影響が広がっているという(日経新聞)。

もともと医薬品業界では、日医工や小林化工の不正問題から品不足が起きていたという(朝日新聞富山新聞)。そんな中、厚労省が関係者向けに出した通知のデータによると、医薬品の需要と供給のバランスが狂う状況に陥っているようだ(J-CAST ニュース)。

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 昨年9月と今年9月の流通量を比較。すると、86%の品目で増加、14%の品目で減少していたことがわかった。増加品目が多いのは、薬不足を受けメーカーが増産対応などの措置を取ったためだ。増加品目が多いのに、薬局で薬が不足する

 どうも「偏在」が生じているらしい。解消は年単位かもしれない。

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