渋谷ヒカリエ・青山通り隣接の新複合施設が24年度に誕生、渋谷駅東口エリアの再開発

2021年11月28日 07:51

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記事提供元:ファッションプレス

 渋谷ヒカリエや青山通りに隣接する新たな複合施設が、「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」により2024年度上期に開業予定だ。

■渋谷ヒカリエ横に新たな複合ビルが誕生

 渋谷ストリーム渋谷スクランブルスクエアミヤシタパークなどが順次開業し、渋谷駅周辺は様変わりを続けている。東急が進める再開発「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」により、そんな渋谷の街に新たなランドマークが誕生。渋谷ヒカリエや青山通りに隣接する地上23階建ての複合施設となり、渋谷駅東口エリアの新たな賑わい拠点を目指すとともに渋谷駅周辺の回遊性向上も図る。

 複合施設内の1階から4階には商業機能を整備。5階から23階はハイグレードなオフィスを設ける予定だ。

■工事期間中はアーティスト作品展示

 工事期間中も「渋谷二丁目アートプロジェクト」と題し、現地仮囲いにアート作品を掲出する。ギャラリーNANZUKA(ナンヅカ)が会員として所属する日本現代美術商協会(CADAN)と協働し、NANZUKA含む8つのギャラリーから、「都市の移り変わり」をテーマに選ばれた8名のアーティストの作品が通りを彩る。

 なお、「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」は、脱炭素に向けたサステナブルなまちづくりを目指し、省エネルギー施策を積極的に実施している。建築物省エネルギー性能評価制度(BELS)の建築物全体評価にて最高ランクである星5つ、さらにエネルギー消費量を大幅削減し、未評価技術(※1)によって更なる省エネを実現した建物に与えられる「ZEB Oriented」認証を取得している。

【詳細】
渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業
竣工・開業(予定):2024年度
施行地区:東京都渋谷区渋谷二丁目100番地
施行面積:約0.5ha
敷地面積:約3,460㎡
延床面積:約44,500㎡
階数:地上23階、地下4階
高さ:約120m
用途:事務所、店舗、駐車場など

※1:WEBPROにおいて現時点で評価されていない技術

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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