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豪ドル週間見通し:下げ渋りか、インフレ見通し引き上げの可能性残る
記事提供元:フィスコ
*14:40JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、インフレ見通し引き上げの可能性残る
■軟調推移、利上げ先送りの可能性高まる
今週の豪ドル・円は軟調推移。豪準備銀行(中央銀行)の11月理事会議事要旨において「経済に関する中心的シナリオでは政策金利は24年まで据え置かれる見込み」との見解が改めて注目されたとみられ、豪ドル売りが優勢になった。また、原油価格の急反落を受けて、資源国通貨としての買いも後退したようだ。取引レンジ:82円16銭-84円16銭。
■下げ渋りか、インフレ見通し引き上げの可能性残る
来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の11月理事会議事要旨では、政策金利の2024年までの据え置きが示唆される一方、「インフレ見通しリスクが上方にシフトするなか、早期引き上げが適切となる可能性が出てきた」との指摘もみられ、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがさらに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・26日:10月小売売上高(9月:前月比+1.3%)
予想レンジ:81円50銭-83円50銭《FA》
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