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J-Coin Pay、利用可能店舗を拡大 すき家やアニメイトなど3900店舗追加
みずほ銀行は21日、同行が提供するQRコード決済ツール「J-Coin Pay」において、新たに利用可能店舗を3,900店舗追加したと発表した。主な追加店舗は、すき家やはま寿司などを運営するゼンショーホールディングスの約3,400店舗や、ステーキのあさくま約80店舗などだ。
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J-Coin Payは、対応の金融機関の預金口座を保有している場合に利用できるスマートフォン向けアプリ。決済機能だけでなく、口座間送金や出金もできるオンライン完結型のマネーツールである。
対象の金融機関はみずほ銀行のほか、全国約90以上の金融機関で利用可能で、北海道から九州沖縄まで全国をカバーしている。
対象金融機関の普通預金口座をベースに、スマートフォンアプリにて個人情報の登録を行い、利用開始となる。送金や出金は、全て自身が登録した預金口座で行う。J-Coin Payユーザー同士がアプリを通じて送金する場合、登録している金融機関が違っていても、送金手数料は無料。また、J-Coin Payアプリ上で、携帯電話番号を利用したショートメッセージや、トークアプリLINEを通じて送金することも可能。
預金口座からJ-Coin Payへのチャージも手数料は不要。J-Coin Pay上に残った端数の金銭は、登録した預金口座に手数料無料で戻すこともできる。通常のキャッシュレス決済では、いったんチャージした金銭は使い切ることが原則で、普段あまり使わない決済では細かい単位のシャージ金額が残っていることも少なくない。J-Coin Payは、銀行が主導している総合的なお金のサービスであることから、チャージ金額と預金口座間のお金の移動には手数料がかからない仕組みとしている。
今回利用可能な店舗に追加されたのは他に、アニメイト(約110店舗)、MAGO(約60店舗)、駿河屋(約40店舗)、フィットハウス(約30店舗)、東武タワースカイツリー(約20店舗)などだ。
J-Coin Payでは、他のキャッシュレス決済が展開している各種ポイント還元サービスは行っていない。その分、アプリ間やチャージ金額と口座間の金銭の移動に関する手数料を一律無料にするなど、利便性が高くシンプルな仕組みにしているといえる。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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