プログラミングの副業を今から始めるために効率的な勉強法は?

2021年3月26日 07:52

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 副業に関心がある人たちから、熱い視線を注がれているのがプログラミングだ。本記事では、これからプログラミングの副業を始める人へ向け、効率的な勉強法を紹介する。

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■目的に合ったプログラミング言語の選択が重要

 プログラミングを副業にするにあたっては、プログラミング言語を習得しなくてはならない。だがプログラミング言語は多数存在しており、初心者はまずその選択でつまずいてしまうだろう。プログラミング言語には、それぞれに適した分野がある。そのため副業者は、自分がどのような案件を受注していきたいのか、具体的にイメージしておかなければならない。

 iPhoneアプリの開発をしたいなら、Appleが提供するSwiftを選択する。Androidなら、Javaを選ばなければならない。また、ECサイトの制作ならPHPが適している。

 初心者を混乱させるのは、JavaとJavaScriptの違いだろう。Javaは広く一般的に使われるプログラミング言語の1つで、求人も多く初心者にもおすすめだ。一方でJavaScriptは、Webサイトに動的な効果を与えるデザイン性が高いものであり、Javaとは特徴が大きく異なる。PHPとJavaScriptを学べば、デザイン性と利便性を兼ね備えた顧客満足度が高いECサイト制作が可能になるのだ。

 数多くあるプログラミング言語の中でも、現在特に大きな注目を集めているのがPythonである。AI開発をはじめ、3Dのゲーム制作、データ処理・分析、自動情報収集プログラムの制作と、Pythonは幅広い業務に対応できることが強みだ。今後需要が増すことが予想されるAIエンジニアを目指すなら、Pythonを選ぶのがおすすめである。

■インプットとアウトプットをセットにした実用型の勉強法

 そもそもプログラミングとは何をするのだろうか、この点に疑問を持つ人もいるだろう。プログラミングとは、コンピューターにある動作をさせるための指示である。この指示は「コード」を通して伝えられ、それにコンピューター用のプログラミング言語を用いる。

 日本語や英語など、人間の世界にある様々な言語と同様に、プログラミング言語も言葉を学ぶのだ。なら受験勉強と同じように、単語や文法を暗記すればいいとなるのだが、ここが大きな落とし穴である。

 受験勉強はテストに合格することが目的だが、プログラミング言語習得のゴールは「使える」ことである。副業で仕事をしていくには、自在にプログラミング言語を使いこなせる必要がある。知識を蓄えるインプット型の学習だけではなく、実践を目的にしたアウトプット型の学習も不可欠だ。

 効率的なプログラミング言語の学習は、パートごとに記憶と実践を組み合わせることである。必ず使える状態にまで仕上げてから次のパートへ移り、こつこつと学習を積み上げていくことがおすすめだ。この方法なら、学習とプログラミングの副業をスムーズに繋げられるだろう。(記事:西島武・記事一覧を見る

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