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韓国のリアルな食事事情とは
韓国留学をするとなると、たくさんの心配ごとがあるだろう。お金、家、学校、友達、食事、治安・・・。私もたくさんの心配ごとを抱えながら韓国留学に行った経験がある。この記事は、この中でも食事に焦点を当てて、韓国という国を紹介したい。
【こちらも】韓国留学に行く前に知りたい日本人との違い 釜山の人たちの3つの特徴とは
韓国の食文化を知ることで、すこしはあなたの不安も取り除けるはずだ。私は韓国の釜山に合計で2年ほど滞在したことがあるが、もっともストレスを感じたのは、やはり食事だった。
まず、もっとも有名で重大な問題なのは、ほとんどの料理が辛いということだ。日本料理のようなダシを使った繊細な味付けではなく、唐辛子を使った舌がヒリヒリする味付けなのだ。韓国人は食べ慣れているから美味しいのだろうが、私たち日本人にとっては、かなりの苦痛である。辛い食べものが得意な人でも、韓国料理ほど辛く、また、それが毎日続くというのはきついはずだ。
次に大切なのは、韓国での食事は安くはないということ。勘違いしている人が多いようだが、韓国料理は安価ではないのだ。韓国に実際に生活してみて、安いと感じたのは交通費とカラオケくらいで、あとは日本の物価とほとんど変わらない。そのため、これから韓国で生活する予定の人がいたら、食費はあまり低く見積もらないほうが良いだろう。
次に、お酒だ。韓国にも居酒屋はあるが、日本の居酒屋を想像すると、後悔する可能性がある。というのも、韓国の居酒屋では、焼酎のビンしか販売されていないからだ。アルコール度数の強い焼酎しか販売されていないため、生ビール好きや、酎ハイ好き、ハイボールが好きな人などは満足できないだろう。甘めのお酒が好きなら、焼酎にコーラやサイダーを混ぜるのが韓国の主流である。お酒好きが韓国での生活を検討しているのであれば、気をつけてほしい。
以上が韓国留学する前に、知っておいてほしい食事事情だ。上記の情報を知っていれば、日本食レストランの近くにある家を借りる、日本から日本食やお酒をたくさん送ってもらう、持ってくるなどの対策ができるだろう。ぜひ、韓国で生活する予定のある人は、参考にしてみてほしい。(記事:坂東泰地・記事一覧を見る)
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