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Microsoft、Flash PlayerをWindowsから削除する更新プログラムを提供開始
headless 曰く、 Microsoftは10月27日、Adobe Flash PlayerをWindowsから削除する更新プログラムの提供開始を発表した(KB4577586、 Neowinの記事、 Windows Centralの記事、 Ghacksの記事)。
明確には説明されていないが、Windowsに標準で搭載されているInternet Explorer/レガシーEdge用のFlashプラグインを削除するものだ。更新プログラムを適用すると、Internet Explorerのアドオン管理画面から「Shockwave Flash Object」が消えてFlash Playerは使用できなくなり、コントロールパネルの「Flash Player (32 ビット)」も削除される。レガシーEdgeでもFlash Playerは使用できなくなるが、関連する設定項目は削除されない。
一方、新Microsoft Edgeを含むChromium系ブラウザーのFlashサポート機能は影響を受けない。Firefox用にインストールしたFlashプラグインも影響を受けないが、コントロールパネルの「Flash Player (32 ビット)」が削除されるため、使用する場合は更新プログラム適用後に再インストールする必要がある。
現在のところ、この更新プログラムはWindows 8.1/10/8 Embedded/Server 2012/2012 R2/2016/2019のサポートされる各バージョンに対して提供されており、Microsoft Update Catalogでのみ入手可能だ。Windows 10 バージョン20H2用は見当たらなかったが、バージョン2004用で問題なくFlash Playerが削除できた。なお、この更新プログラムはアンインストールできず、Flash Playerを復元するにはシステムの復元を使用するか、Windowsの再インストールが必要だ。
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