大阪・高槻市駅直結の商業施設、「エミル高槻」と名称を改め11月新装オープン

2020年10月21日 07:20

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エミル高槻のオープンイメージ(阪急電鉄など発表資料より)

エミル高槻のオープンイメージ(阪急電鉄など発表資料より)[写真拡大]

 大阪府高槻市城北町の阪急高槻市駅直結の商業施設「ミング・阪急高槻」が、開業後初めての大規模リニューアルを終え、「エミル高槻」と名称を改めて11月20日に新装オープンする。阪急電鉄、阪急阪神不動産、阪急阪神ビルマネジメントが20日、明らかにしたもので、全43店舗中22店が新規出店、移転改装する。

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 ミング阪急高槻は、阪急高槻市駅直結の高架下商業施設として1993年に開業した。2階建ての施設内に物販、飲食のテナントが入居し、売り場面積は約1万平方メートル。このうち、大阪方面寄りの1、2階合わせて29区画を7月から改装している。

 エミル高槻の名称は街や駅を利用する人々にもっと楽しさと便利さを届けたいという思いから、「もっと笑顔でいられる駅=駅で笑う、笑みがあふれる」「もっと利用してもらえる駅=駅を見る、駅で見る」との意味を込めた。

 リニューアルのポイントは2つ。1つは食と生活雑貨の充実で、これまではファッション中心の店舗構成だったが、飲食や食物販、生活雑貨の店舗を拡充した。近隣に居住する人や駅の利用者の利便性向上を狙いとしている。

 もう1つが高槻市駅の改札から施設内へつながる環境デザインに力を入れたこと。店舗の入れ替えだけでなく、駅改札前の空間の美装工事を実施し、駅と商業施設の一体感を強調した。

 リニューアルエリアに新規出店する主な店舗は、ドラッグストアの「ココカラファイン」、アロマ関連雑貨の「アロミックスタイル」、生活雑貨の「セリア」、化粧品・服飾販売の「カラーフィールド」、コーヒー豆と輸入食品の「カルディコーヒーファーム」、寿司の「大起水産 街のみなと」、洋菓子の「ビアードパパ」、チョコレートの「リンツショコラブティック」など。

 移転や改装するのは、ファッションの「アースミュージック&エコロジープレミアムストア」、靴の「カリーナアイエス」、本と文具の「ダイハン書房」など。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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