銀座メゾンエルメス フォーラムで“馬と人の関係を紐解く”写真家シャルロット・デュマの展覧会

2020年9月3日 18:02

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記事提供元:ファッションプレス

 エルメス(HERMÈS)は、「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展を、2020年8月27日(木)から2020年11月29日(日)まで銀座メゾンエルメス フォーラムにて開催する。

■動物と人との共存を再考する展覧会

 シャルロット・デュマは、騎馬隊の馬や救助犬など、人間と密接に関わっている動物たちの姿を20年にわたり撮影し、現代社会における動物と人との関係性をテーマに作品を発表してきた写真家。アムステルダムを拠点に活動してきた。

 「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展では、近年のデュマの映像作品3点を中心に、エルメスのメゾン史にも深いかかわりをもつ“馬”に関連したオブジェや写真作品、史料を展示する。

■“馬”の姿を通して自然や生命と向き合う

 展覧会のタイトルにもなっている「ベゾアール」とは、動物の胃や腸の中に形成される凝固物のこと。医学的な現象からできた石であることが証明されている一方、その存在は古くから“解毒効果を持つ魔法の石”として、お守りや神秘的な想像と結びつくことも多かった。本展では、動物と人との共存の証ともいえる「ベゾアール」、そしてデュマが撮影した馬の姿を通して、自然の中で生きる人間の在り方を問う。

■様々な角度から“自然と対話する”きっかけを提示

 また、デュマが協働を続けるテキスタイルデザイナー・キッタユウコによる藍染めの布を用いたインスタレーションや、建築家・小林恵吾と植村遥による会場構成にも注目。「自然や生命について見つめ直す」というコンセプトを、デュマとはまた違った角度から提示する。

【詳細】
「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展
会期:2020年8月27日(木)~2020年11月29日(日)
月~土曜 11:00~20:00(最終入場19:30) 日曜 11:00~19:00(最終入場18:30)
※不定休(エルメス 銀座店の営業時間に準ずる)
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1 8・9階
TEL:03-3569-3300
※入場無料

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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