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TOEICリスニング問題、初級者・中級者が解答を選ぶコツ
TOEICのリスニング問題は100問と数が多く、集中力と体力が必要となる。初級者、中級者向けの解答のコツを知ることで、効果的に答えを見つけてほしい。
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上級者はいかにミスを減らすかが高得点のカギとなるが、初級者や中級者は連続ミスをしないことが大切である。
わからない問題や、ミスはあって当たり前。それよりもあせりで連続ミスをしないことを目標としたい。リスニングPart1からPart4までの問題形式、注意点、解答のコツを紹介する。
■Part1 写真描写問題
写真を見て説明を聞き、ふさわしいものを選ぶ。
・注意点: 問題、答え両方とも放送のみ、文字では書かれていない。
・ポイント: 説明は短めなので理解しやすい。
・コツ: 言い換え表現を多用している。トラックの写っている写真でトラックと言わないで、「乗り物・vehicle」を使いながら説明したり、横にいる歩行者の描写をすることがある。トラックと聞こえたからと言って正解とは限らない。
■Part2 応答問題
質問と答えが1度だけ放送されて、正解を選ぶ。
・注意点: 問題と答えともに放送のみ。文字は一切書かれていない。
・コツ: 問題の最初の単語に集中すること。特に5W1H、「when, where, what, who, why, how」を聞き取りたい。
■Part3 会話問題
2、3人の会話と質問が放送される。書いてある答えから正解を選ぶ。
・ポイント: 表やメニューなど図のある問題も出題される。難しそうだが、会話が聞き取れれば選びやすい。問題と答えは用紙に記載がある。
・コツ: 時間があれば、初級者は最初の問題の答えを見ておく。中級者は最初の問題の質問を見ておく。Part3と4は時間がないのでマークシートに目印をつけて、後でまとめて塗りつぶすといい。
■Part4 説明文問題
説明文を聞いて問題の答えを選ぶ。館内放送、従業員のミーティング、駅のアナウンスなど内容は幅広い。
・ポイント: 問題と答えは用紙に記載がある。
・コツ: 問題の前に場所について説明があるので聞き取りたい。例えば、「refer to broadcast/announcement/recorded message」で「放送/アナウンス/電話メッセージに関する話です」などとなる。
時間があれば初級者は次の質問の答えを見ておく、中級者は質問文を見ておく。時間がなければムリをしない。ジャンルによっては全くわからない問題もあるので、あきらめて次の問題に向かう。
そのほかには目をつむり聞くと集中しやすい。深呼吸も有効だ。初級者、中級者はミスを気にするよりも、間違えたときにすぐに立ち直ることを目標としたい。
*参考までにTOEIC公式 サンプル問題はこちらから体験できる。
TOEIC公式サイト サンプル問題
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample02.html(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る)
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