関連記事
スズキ・スイフトシリーズが安全装備強化 新グレード体制への移行も
一部改良予定のスズキ・スイフト(画像: スズキ発表資料より)[写真拡大]
スズキは、同社のフラッグシップモデルである「スイフト」「スイフトスポーツ」のマイナーチェンジを発表した。安全装備の強化などの仕様変更を加えた上で、5月25日に発売する予定だ。
【こちらも】スズキ、3Qは減収減益に 前年からのインドにおける四輪の不調に加え日本の減産も影響
今回スイフトシリーズが受ける仕様変更は、安全に駐車を行うためのサポート機能である後退時ブレーキサポートや、リヤパーキングセンサーなどを標準装備に。走行時の車間距離をキープしながら速度調整を行えるアダプティブ・クルーズ・コントロール、後ろから近づいた車を検知しながら車線変更サポートも行える、ブラインドスポットモニターなども全グレードに採用となる。
運転中に周囲が暗くなったり、雨天時などにワイパーを動かし始めたときに自動点灯するオートライトシステム、デジタル数字で車速を見られるマルチインフォメーションディスプレイなどの標準装備も決定している。
今回スイフトは通常版とスポーツ版ともに、国土交通省などが普及推進に努める「サポカーS ワイド」に該当する、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定車として発売予定だ。スイフトを求めるドライバーがより安心できる車に仕上がっている。
マイナーチェンジにより、スズキはスイフトシリーズのグレードも再構築。RS、HYBRID RS、HYBRID SZの3グレードにはリヤルーフスポイラーやエアロ形状の前後バンパーなどを採用し、スポーティな走行性能を引き出す。他にもガソリンエンジンのXG、マイルドハイブリッドのHYBRID MGが加わり、計5種類のグレードが登場予定である。
一部改良後のスイフトシリーズの見所は、豊富なカラーバリエーションにもあり、通常版は10種類、スポーツ版は9種類の車体色を採用。一部カラーにはブラック2トーンルーフを採用し、ファッショナブルなビジュアルを展開する。マイナーチェンジ後の価格は、153万5600円~208万8900円の見通し。
スポンサードリンク