関連記事
三菱重工業、ボンバルディアのCRJ事業を6月1日承継へ
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、 三菱重工業は7日、カナダエア・リージョナルジェット(CRJ)事業承継のクロージング日を6月1日とすることでボンバルディアと合意したことを発表した(プレスリリース、Aviation Wireの記事)。
これにより、三菱重工業はCRJシリーズの保守、カスタマーサポート、改修、マーケティング、販売機能、型式証明を継承する。開発が遅れている三菱航空機のスペースジェット(旧称MRJ)のアフターサービスにも活用する狙いがあるようだ。
ボンバルディアは合弁事業だったA220事業の持ち分を合弁相手のエアバスおよびカナダ・ケベック州政府にすべて売却し、鉄道事業を仏アルストムへ売却することを2月に発表している。
スラドでは昨年6月上旬に三菱によるCRJ事業買収の噂が話題となったが、6月下旬には事業譲渡契約締結が発表されていた。ボンバルディアは鉄道事業売却を発表した際、今後はビジネス航空事業に注力していく計画を明らかにしている。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | ビジネス | ハードウェア | スラッシュバック | 交通
関連ストーリー:
三菱航空機の「スペースジェット(旧MRJ)」、初号機の納入がまた延期に 2020年01月28日
三菱がボンバルディアのCRJ事業を買収交渉中との報道 2019年06月08日
遅延続きのMRJ、開発方針を転換。名称から「三菱」が消える 2019年05月30日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク