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ドンキ運営のPPIH、新型コロナで営業自粛の飲食店従業員をアルバイト採用へ
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ドン・キホーテを全国展開するディスカウントストア大手のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は28日、新型コロナウイルスの感染拡大で営業自粛している飲食店従業員を、グループ店舗の生鮮品、惣菜コーナースタッフとしてアルバイト採用する方針を明らかにした。5月1日から募集を開始する。
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対象者は新型コロナで営業自粛しているか、休業している飲食店の従業員。採用するのは、ドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテUNY、MEGAドン・キホーテ、アピタ、ピアゴといった生鮮品、惣菜コーナーがあるPPIHグループの店舗で、応募者の住まいの近隣にある店舗にアルバイトスタッフとして配属する。
勤務や報酬は短期のみ、週払いも認める。採用後の具体的な業務内容は、それぞれの経験に応じて各店舗で決定する。
5月1日からWebの専用ページと電話で応募を受け付け、Web面接で採用を決める。電話の受付時間は午前10時から午後6時まで。応募は土曜日や日曜日、祝祭日も可能で、同時に、キャリア採用の正社員応募も受け付けている。
政府の緊急事態宣言が全国に拡大されて以降、休廃業を余儀なくされる飲食店が増えている。東京都や大阪府、京都市、福岡市など地方自治体が家賃の補助、宅配の初期費用負担など支援な策を展開しているほか、民間企業でも飲食店支援の動きが活発になってきたが、政府が休業補償に難色を示していることもあり、休職や失業に追い込まれる従業員が後を絶たない。
PPIHは店舗営業を継続し、地域のライフラインの役割を果たすことが最大の社会貢献だとして、飲食店従業員に経験を生かせる就労の場を提供するとしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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