最大10万円支給! 社会人なら「一般教育訓練給付制度」で、賢く英語を学ぼう

2020年4月27日 07:10

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 一般教育訓練給付制度という制度を聞いたことがあるだろうか。

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 英語スクールで真剣に勉強したいと考える人にとって、決して少なくない授業料をどう捻出するかは大きな悩みの種である。

 しかし「一般教育訓練給付制度」を利用すれば、じつは最大で10万円も支給してもらえるのだ。これを利用しない手はないだろう。

 今回は、一般教育訓練給付金制度を利用する要件や金額、対応講座を開催している主な英語スクールについて、わかりやすく紹介していく。

■一般教育訓練給付制度とは

 一般教育訓練給付制度とは、働く人の能力開発の支援を目的に作られた制度。

 要件を満たす人が「厚生労働大臣の指定を受けた講座」を修了した場合、受講者が支払った講習費用の20%(最大10万円)を支給してくれる。

【支給要件】
 給付金の支給を受けるには、下記のいずれかに該当していなければならない。

 (1) 初めて利用する場合: 雇用保険への加入期間が1年以上あること
 (2) 2回目以降の場合: 雇用保険への加入期間が3年以上あること
 (前回利用時から3年以上経過していること)

 ただし、(1)・(2)の要件を満たしていても、自営業や公務員は残念ながら対象外。また退職して現在雇用保険に加入していなくても、退職1年以内であれば利用は可能だ。

■一般教育訓練給付制度が使えるおすすめ英語スクール

 主要な英語スクールでは、多くがこの一般教育訓練給付制度対応コースを用意している。

 スクールによって対象となる講座の内容はまちまちであるから、予定しているスクールに希望の講座があるとは限らない。必ず厚生労働省の検索サイトで、事前に調べておこう。

【主要スクールの教育訓練給付金制度対応講座】
 ○プログリット
 講座:ビジネス英会話コース
 料金:・入会金:50,000円・受講料:468,000円
 期間:3か月
https://www.progrit.co.jp/campaign-kyufukin/

 ○ライザップイングリッシュ
 講座:TOEIC L&R TESTスコアアップコース(24回)
 料金:・入会金:50,000円・受講料:450,000円
 期間:3か月
https://www.rizap-english.jp/plan/course_benefit.php

 ○ECC外語学院
 講座:ビジネスイングリッシュ (BP1・BIM・BAV)
 料金:入学金+授業料 274,960円
 期間:12か月
https://www.ecc.jp/cinfo/kyufu/

 ○ENGLISH COMPANY
 講座:90日間集中プログラムパーソナルトレーニングコース
 料金:・入会金:50,000円・受講料:495,000円
 期間:3か月
https://englishcompany.jp/course/personal/

 ○ベルリッツ
 講座:ビジネス英語 マンツーマンコース
 料金:1回6,000~8,000円、週1回、入会金別途必要
 期間:10か月
https://www.berlitz.co.jp/lesson/benefit/

 上記のスクールはあくまでも一例なので、自分の希望に近いスクールをリサーチしてみてほしい。

 また病気など、やむを得ない事情があっても、80%以上の出席率をクリアーしないと給付金は支給されない。一般教育訓練給付制度を利用すると決めたら、その間は英語学習をできるだけ優先していただきたい。(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る

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