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社会人の英語学習の強い味方! 「電子辞書」活用のススメ
今も昔も、英語学習に辞書は必需品である。私の学生時代も、分からない単語があれば紙の辞書をペラペラめくり、一生懸命覚えたものだ。
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しかし今やスマホの時代である。辞書アプリは簡単にダウンロードできるし、なによりもググれば、ほとんどのことはすぐに分かってしまう。
しかし今回は、あえて電子辞書をおすすめしたい。電子辞書というと、高校生が授業で使うものというイメージがあるかもしれないが、じつは忙しい社会人にこそメリットがたくさんあるのだ。
■電子辞書を使う3つのメリット
●1.電子辞書ならすぐに検索できる
スマホは一見便利なようだが、じつはロック解除・アプリ起動・ネット検索などやることが多く、意外に面倒くさい。単語を選択すると立ち上がる「ポップアップ辞書機能」も便利な半面、説明が少なく地味にストレスが溜まる。
その点電子辞書であれば、立ち上げてすぐに利用が可能だ。
●2.英語学習に集中できる
スマホアプリによる学習は確かに便利だ。しかしSNSやゲームなど、スマホは誘惑がいっぱいありすぎて、学習に集中できない危険性がある。電子辞書には英語の機能しかないため、ほかのことに気を取られる心配はないだろう。
●3.電子辞書ひとつでほとんどの学習ができてしまう
社会人向け電子辞書には、辞書だけでなく、TOEICやTOEFLの教材が用意されている。TOEICなどの受験を予定している人は、わざわざ教材を購入しなくてもよいので非常に便利だ。
また録音機能もついており、自分の発音を「単語」「文章」ふたつの面から採点・指導してくれる。単語・リーディング・リスニング・スピーキングをまんべんなく鍛えられるのは、電子辞書の大きなメリットだ。
このように社会人の英語学習において、電子辞書は非常にメリットが多い。しかし、もちろんいいことばかりではない。なんといっても電子辞書最大のデメリットは、「高額な本体価格」であろう。
なにしろシンプルなビジネスタイプでも1万8,000円前後、TOEICやTOEFL教材などが収められた上級モデルなら、3~4万円は覚悟しなくてはならない。
スマホアプリであれば、有料であっても数千円ですむ。もっとも付属する辞典類すべてをアプリで購入したら、電子辞書の値段よりも高くなってしまうのだが・・
社会人の英語学習のキーポイントは、「単語」でも「文法」でもなく、じつは「継続力」だ。忙しいなかで、いかに英語へ集中できるか。そう考えると多少初期投資がかかっても、電子辞書を使う価値は十分にあると思うのだが、いかがだろうか。(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る)
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