武蔵小金井駅南口再開発、新商業施設「ソコラ武蔵小金井クロス」6月オープン

2020年3月23日 18:10

印刷

ソコラ武蔵小金井クロスの完成イメージ(野村不動産ホールディングス発表資料より)

ソコラ武蔵小金井クロスの完成イメージ(野村不動産ホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 野村不動産が、東京都小金井市本町のJR武蔵小金井駅南口で進めている市街地再開発事業において、新商業施設の「ソコラ武蔵小金井クロス」が6月19日にグランドオープンすることになった。ツインタワーの高層分譲マンション「プラウドタワー武蔵小金井クロス」を併設した大規模複合再開発で、住宅部分の街開きも同時に行う。

【こちらも】野村不動産、都市型商業施設の新ブランド「ミーフル」を全国展開へ

 再開発事業は鉄筋コンクリート一部鉄骨地下2階、地上26階と24階建てのツインタワーを建設し、そのうち地下1階、地上4階がソコラ武蔵小金井クロスとなる。ソコラ武蔵小金井クロスの専有面積は約1万1,000平方メートル。入居予定は物販、飲食、各種サービスの49店舗。駐車場は約200台分を確保する。

 出店するのは、ドラッグストア・調剤薬局の「ミネドラッグ・ミネ薬局」、コンビニエンスストアの「ナチュラルローソン」、靴の「ABCマート」、婦人服・服飾雑貨の「ハニーズ」、家電量販店の「ノジマ」、フィットネスクラブの「オレンジセオリーフィットネス」、エステサロンの「イクコ」、保険ショップの「ほけんの窓口」、カフェの「星野珈琲店」など。

 地域密着型の商業施設とするため、1階に食の専門店を集結させる。九州発の食品スーパー「フードウエイ」内に青果や鮮魚、精肉の専門店を誘致し、グローサリーストアの「デイリーテーブル紀ノ國屋」、冷凍食品専門店の「ピカール」と併せて集客の核に位置づける。2階は大型専門店とカジュアルファッション、3階は各種サービスの店舗を集める。

 716世帯が入居する予定のプラウドタワー武蔵小金井クロスと各階で接続、雨の日もぬれずに買い物ができるようにするほか、1階と4階屋上に広場を設け、地域の憩いの場所にする。4階の屋上広場は地域住民が武蔵小金井の自然と触れ合える空間に工夫する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事