最近注目されている、科学的英語トレーニング法とは? 確実に結果出る理由とは?

2020年1月16日 11:38

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 最近では、様々な英語学習法が注目されているが、特に注目を集めているのが科学的英語トレーニング法だ。

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 科学的英語トレーニング法とは、SLA(第2言語の習得理論、Second Language Acquisition)をベースにした方法である。多くの英語コーチング系会社(PROGRIT、TORAIZ、English Company、ライザップなど)がこの学習法を取り入れている。今回は、現役英会話講師の視点からその科学的英語トレーニング法について解説する。

 SLA(第2言語習得)とは、我々が母語の言語をどのように学ぶかを研究する学問である。習得プロセスは、言語学だけに基づいたものではなく、脳科学や心理学などの領域まで関わってくるという。SLAでは、これらをベースに学習の年齢要因、母語によるフィルター、学習適性などを徹底的に研究する。

 そのため、言語の習得プロセスがわかれば、必要なトレーニングを積む事により、効率的に英語力を高める事が出来るようになる。英語コーチング系会社は、このプロセスを徹底的に研究し、それぞれ学習者に合った適切なトレーニング方法を勧めている。英語コーチング系会社に通えば、確実に結果が出るという事はこういう事である。

 英語コーチング系会社によれば、彼ら独自の方法で英語を勉強する事で、2~3カ月でTOIEC200点~300点アップは夢ではないそうだ。学習者一人一人にトレーナーが付き、学習時間の確保もサポートしてくれる。

 例えば、毎日確保できなかった1時間の勉強もスクールに通う事で出来るようになる。SLAでも提唱されている英語習得時間(2,200時間~2,500時間)にも、到達が可能になるというわけだ。

 最短ルートで確実に費用を下げつつ英語を習得したいビジネスパーソンは、SLAについての本を何冊か読む事をオススメする。他の英会話スクールに比べると、コーチング系の会社に通うには平均月額15万円と高額だ。

 多少時間があり、独学が得意なビジネスパーソンはSLAに関する本を何冊か読むべきであろう。あとは、適切なトレーニングを積み継続できるかが鍵となる。

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