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「天王寺ミオ」と近大農学部が産学連携コラボ、キャンパスで育てた農産物を販売
販売する野菜(画像: JR西日本SC開発の発表資料より)[写真拡大]
JR西日本SC開発(大阪市天王寺区)が運営するショッピングセンター「天王寺ミオ」が11月16日、近畿大学との産学連携で「近大まるミオしぇ」を開催する。学生がキャンパスで育てた農産物を販売するユニークな試みで、今回が3度目。
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今回販売されるのは、白菜(オレンジクイン)、オレンジブーケ(カリフラワー)、ダイコン、赤ダイコン、赤カブ、金カブ、ロマネスコ、チンゲンサイなど朝採り野菜16品目。農学部OBの農家が生産した農産物も同コーナーで販売される。普段スーパーなどでは見かけない珍しい野菜もあるという。
JR西日本SC開発によると、このイベントは学生が作った農産物を単に販売するだけでなく、ロゴやポスターのデザインなど企画全般に関わっており、同社の社員も農場に出向いて学生から農業の実際を学ぶなど、文字通りのコラボレーションになっている。また、珍しい野菜の販売では調理方法も紹介して、評判になった。
JR西日本SC開発は以前より教育機関との産学連携プロモーションに力を入れており、大阪芸術大学映像学科・デザイン学科、大阪調理製菓専門学校、大阪樟蔭女子大学化粧ファッション学科と産学コラボを行っている。近畿大学農学部との「近大まるミオしぇ」では、1回目の2018年2月に奈良の伝統野菜「大和まな」など冬野菜15品目、今年7月に夏野菜18品目を販売した。
近畿大学は和歌山・白浜にある水産研究所でクロマグロの完全養殖に成功したことで有名。大学ベンチャー企業「アーマリン近大」を通じて「近大マグロ」ブランドで販売し、大阪と銀座に養殖魚専門料理店を出店している。野菜の分野でも、附属農場で栽培した野菜を奈良病院に供給しているのをはじめ、近鉄百貨店で大和野菜を使ったコラボ弁当を販売するなど、産学連携に前向きに取り組んでいる。
【催しの概要】
開催日:2019年11月16日(土)
時間:12:00~18:00
場所:JR天王寺駅公園口(記事:澄・記事一覧を見る)
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