関連記事
19年ぶりにHIVの新種亜型が特定される
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
米製薬会社Abbottなどが、新しいエイズウイルス(HIV)の亜型(サブタイプ)を特定したと発表した(AFP、Abbottの発表、Journal of Acquired Immune Deficieny Syndrome誌掲載論文、Slashdot)。
今回特定されたサブタイプは、1980年代と1990年代にかけてコンゴ共和国で発見されたサンプルと、2001年に採取されたサンプルの3つから発見された。これらのサンプル中には多数のウイルスが含まれており、当時の技術ではそこから分析を行うのは困難だったが、昨今の分析技術の進化によってより高速かつ低コストでゲノム分析が可能となり、それが今回の特定につながったという。
新種のサブタイプが特定されたのは、2000年に分類指針が出されて以降初めて。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス | 医療
関連ストーリー:
マウスでのエイズウイルスの完全除去に初成功 2019年07月09日
中国の研究者ら、遺伝子編集でHIV耐性を持つ子供を誕生させたことを明らかに 2018年11月27日
HIVに感染しているにも関わらずその症状が発症していない少年 2017年07月27日
血液中のHIVウイルスを除去することに成功 2016年10月07日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク