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神奈川県警サイバー犯罪捜査課が紛失の捜査資料、盗難車のトランクから見つかる
記事提供元:スラド
Anonymous Coward曰く、
今年5月、神奈川県警サイバー犯罪捜査課の巡査部長が個人情報を含む捜査資料のコピーを内規に違反して持ち出し、酒を飲んだ後カバンごと紛失していたそうだ。この巡査部長は紛失を報告していなかったが、8月に盗難車からこの資料が見つかって事件が発覚したという(NHK、毎日新聞、産経新聞)。
これだけなら典型的なセキュリティ事故という感じなのだが、紛失したカバンが遺失物として届けられるも資料が抜き取られており、後日盗難車のトランクから発見されたということで、悪用されてしまった可能性がありそうだ。
この捜査資料には事件の供述調書と容疑者が収集していたというクレジットカード情報が含まれていたそうで、供述調書には氏名および住所、親族の氏名などが、クレジットカード情報にはカード番号、住所、氏名、生年月日、電話番号などが含まれていたという。巡査部長は「捜査資料のコピーを持ち出した覚えがなかった」などと述べているとのこと。
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