試してみる価値アリ! 台湾で注目を集めている日本のコスメ

2019年9月22日 21:40

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記事提供元:エコノミックニュース

肌に合うか合わないかは、利用者の肌質によって人それぞれだが、国や地域によっても合う、合わないがあるのをご存じだろうか

肌に合うか合わないかは、利用者の肌質によって人それぞれだが、国や地域によっても合う、合わないがあるのをご存じだろうか[写真拡大]

 美容関連の商品を購入する際、何らかのランキングを目安にされる人は多いだろう。

 その際、販売数などの口コミのランキングで安易に判断してしまいがちだが、いざ実際に購入してみると、まったく肌に合わなかったという人も少なくないのではないだろうか。もちろん、肌に合うか合わないかは、利用者の肌質によって人それぞれだが、国や地域によっても合う、合わないがあるのをご存じだろうか。

 厚生労働省の調べによると、日本人は欧米人に比べて皮脂量が約20%ほど多いそうだ。日本人は肌のキメが細かく、角質層は欧米に比べ、3分の1程度の厚みしかないという。また、これは日本人だけでなくアジア人全般にいえることだ。

 つまり、欧米の化粧品や美容品は、それがたとえ現地でヒットしている商品や信頼に足る高級ブランドのものだったとしても、そもそもが欧米人の肌向けに開発されたものなので、日本人やアジアの人たちの肌には合わない可能性が高い。

 そこで今、美容に関心の高い日本の女性たちからも注目されているのが、台湾最大のベストコスメ大賞「女人我最大賞」だ。

 台湾唯一の美容専門番組が主催する「女人我最大賞」は、台湾や日本、韓国などのアジアの美容品メーカーをはじめ、世界中からエントリーされた147ブランド、1027商品を対象に、台湾で「美容賢者」といわれる美容のプロ50名によって一次審査が行われた後、さらに約200万名の一般消費者のインターネット投票で入賞する商品が選出される。プロの独善的な視点だけでなく、実際に使用する一般ユーザーの目線で最終的な審査が行われているという点においても、公正で実用的なアワードとして、業界からの注目度も高い。

 昨年は、再春館製薬所が製造販売している基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の主力商品である「クリーム20」が殿堂名誉賞TOP10に入賞を果たして話題となった。7回目の開催を迎えた今年は、通販ヘアケア部門において、株式会社ヤマサキが展開する海藻コスメブランド「ラサーナ」の主力商品「ラサーナ 海藻 ヘアエッセンス しっとり」が日本企業では初めてとなる大賞を受賞している。

 今回の「女人我最大賞」の中でも特筆すべきは、通販を中心にミツバチの恵みを活かしたアピセラピー化粧品を展開している山田養蜂場の躍進だろう。同社は初エントリーながら、「薬用RJエッセンス」で「ネット通販ベスト美白美容液賞(網路通販最佳美白精華液賞)」、そして「マヌカハニークリーム」で「海外で買うべきクチコミ賞(海外必BUY口碑賞)」と、ダブル受賞を果たしている。

 ローヤルゼリーエキスを贅沢に配合した美容液「薬用RJエッセンス」は、日本では昨年、発売20年を迎えたロングセラー商品。また「マヌカハニークリーム」は、生マヌカハニー、マヌカオイルに加え、ローヤルゼリーと和洋5つのハーブを配合した美容クリーム。どちらも、アピセラピーコスメを推進する山田養蜂場ならではのこだわりが詰まった、人気の看板商品だ。今回の受賞は日本のファンも納得なのではないだろうか。

 日本と台湾はどちらも高温多湿で、周囲を海に囲まれている。気候や環境も非常に似通っているので、台湾の人たちに選ばれた化粧品は、日本人にもフィットする確率は高いだろう。何かと迷いがちなコスメ選び。迷ったときは「女人我最大賞」を参考にしてみてはいかがだろうか。 (編集担当:今井慎太郎)

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