本業に活かす副業 (1) 「営業社員にはバーテンダーがオススメ」

2019年9月3日 08:49

印刷

 副業を始めるにあたって、どうしても気にしないといけないポイントは、本業との兼ね合いだ。本業に影響がでない程度にセーブをしないといけなかったり、副業の内容がただの時間の切り売りにならないようにしたりと、気を配る必要があるだろう。

【こちらも】一工夫で趣味を副業にする! (1) 「カメラ好きならストックフォトサービス」

そこで、本業にも活かされるような副業や、本業で行う内容を活かして実施する副業をオススメする。今回は、営業社員の人におすすめなバーテンダーの副業を紹介したい。

■副業で行うバーテンダーとは?

 バーと聞くと非常にハードルが高く感じるかもしれない。しかし、意外と大手のアルバイト・パート募集サイトなどでは「副業・WワークOK」等の枠で、募集がされていることが多い。

 ネットで公開されている求人でもあるため、安心してスタートすることができるだろう。その他にも、一日限定でバーテンダーをすることができるイベントバーなども存在するため、より気軽にチャレンジもできるのだ。

■営業社員の得意分野を活かせる&本業に活かせるメリットも

 営業社員は常に多くの顧客・見込み顧客とコミュニケーションをとっていく必要がある。初対面の人と話すスキルや、相手の考えや想いを組み取りながら、自社商品の売り込みや相手の悩みポイントを引き出していかなければならない。

 バーテンダーは基本的に、お酒を提供するというタスクをこなしながらも、客の話を聞き、時には適切な相槌や返答を行う必要がある。むしろこちらのほうがメインとなってくることも多い。営業社員に必要なスキルと被ってくるところが意外と多いのだ。

 また、バーには初見はもちろん常連の客などもいるため、親密な関係を築いていくことも可能だ。副業として行う中で、機密情報などの問題がない範囲で、本業についての話題も話すことにより、本業の営業につながることだって大いにあるだろう。

 人脈やコミュニケーションスキルが必須になってくる営業社員にとって、身につくものや営業のきっかけになるものが多く詰まった副業だといえるだろう。近所のバーや身近な場所にあるお店に目をつけて、一歩を踏み出してみるのもいいかもしれない。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事