東証、TDnetでの適時開示文書向けにPDFのプロパティ確認する機能提供

2019年8月28日 22:10

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記事提供元:スラド

 企業が株主に向けて発表する文書のPDFにプロパティとして余計な情報や不適切な情報が含まれていたという事例は過去度々発生している。そのため東京証券取引所(東証)が適時開示文書PDFのプロパティを登録時に確認できる機能を提供するそうだ。

 不適切な情報の例は市況かぶ全力2階建で紹介されているが、開示文書のタイトルとは関係ないタイトルが設定されていたり、タイトルに「リーク」や「提出断念」といった文字が含まれていたり、作成者が別企業名だったり、謎の単語が入っているといったケースがあったという。

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