電子タバコが原因とみられる肺疾患で死者 米国で

2019年8月27日 22:52

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 米イリノイ州の保健当局が、1週間で22人の電子タバコ使用者が呼吸器系疾患を発症し、うち1人が死亡したと発表した。これを受けて米疾病対策センターは電子タバコが人間に与える影響について調査を進めているという(NHK日経新聞AFPGIGAZINE)。

 米国では電子タバコの普及が進んでいるが、ニコチンや大麻成分が含まれている製品もあり、健康などへの影響が指摘されている。

 なお「電子タバコによる初の死者」とする報道もあるが、あくまで疾患による初の死者であり、2018年には電子タバコが爆発して死亡した事例が報告されている(過去記事)。

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