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宮下公園が東京オリンピックに向けリニューアル、商業施設&ホテルも誕生
渋谷の宮下公園が東京オリンピック・パラリンピックやラグビーワールドカップ開催に向け、地下2階地上3階の立体的な都市型公園として生まれ変わる。宮下公園と渋谷駐車場を緑の拠点とした再開発により、渋谷駅~原宿駅間周辺全体の賑わいを創出する。
■長く愛されてきた渋谷のランドマーク「宮下公園」
渋谷駅からほど近く、渋谷のランドーマークとして、“憩いの場”として長く愛されてきた宮下公園。戦後まもなく誕生し、その後、東京オリンピック開催に向け空中公園として再整備、さらには自動車社会の訪れに向けて地下に駐車場も設置された。
しかし半世紀が経ち、建物の老朽化が進んだこと、そして2020年にオリンピック開催が決定し、渋谷全体の再開発が進み出したことから、宮下公園も長く愛された姿を変えることとなった。
■天望テラスやカフェも誕生、生まれ変わる新生「宮下公園」
リニューアルによって、宮下公園は“発信力を持った公園”へと生まれ変わる。見通しが良く空と緑が広がり、あらゆる人が心地よく過ごせるような、賑わいの場所を目指す。
広場には、スポーツをプレイすることと観戦することが可能な「グリーン&スポーツ」ゾーンと、人々が自由にくつろぐことができ、イベントなども随時開催できるような「グリーン&コミュニケーション」ゾーンを設ける予定だ。約10,800㎡の敷地内には、スケードボードパーク、クライミングウォール、多目的コート、天望テラス、イベントひろば、そしてカフェを設ける見込み。
■原宿駅方面には商業施設&ホテルも誕生
宮下公園と連携して、商業施設とホテルの建設にも踏み込むという。商業施設・ホテル棟は、原宿駅(宮下公園北側)に誕生予定だ。1階南側は渋谷駅へと繋がり、北側は原宿駅へと繋がるような構造を予定しており、渋谷エリアを繋ぐ活性化のハブとして歩行者と緑のネットワークを形成していく。
なお、災害時には帰宅困難者約4,000人を受け入れることが可能。一時退避場所としては6,000人の収容が可能となる見込みとなっている。
【施設概要】
宮下公園 再整備
開業日:2020年竣工予定
・新宮下公園(施設屋上部分)
・駐車場(現状の都市計画台数243台以上)
・民間施設(商業施設、宿泊施設)
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