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東急ハンズ、「東急Re・デザイン」と組んで住宅リノベーション事業に参入
ロードバイクが趣味の若者の部屋を改装し、自転車のパーツの保管やメンテナンスの工具を見せながら収納するインテリアをつくるという東急ハンズの提案のひとつ[写真拡大]
生活雑貨およびDIY商材小売大手の「東急ハンズ」が、一般住宅のリノベーション市場に参入する。分譲マンションや一戸建てを問わず、東急Re・デザインと締結したパートナー契約に基づき、住宅リノベーションサービス「ハンズ・リノベパレット」の提供を開始すると発表した。
「いまとみらいを、家族であそぶ」をテーマに掲げ、多くのリノベーション案件を手がけてきた東急ハンズの提案力と、東急グループのリフォーム専門会社として、豊富なリフォーム・リノベーション実績をもつ東急Re・デザインの安心サポートを融合させる。住まい全体はもちろん、写真のようなマンションのひと部屋だけのリノベーションにも対応する。
サービス開始と同時に専用サイトもオープン。施工対応エリアは、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、相談・サポートは東急Re・デザインのスタッフが対応する。
サービス名称の「ハンズ・リノベパレット」には、ハンズらしい生活、ワクワク感や楽しさを提供するリノベーションを提供するという主旨と想いが込められている。新サービスでは東急ハンズの各店舗で取り扱う商材をさまざま、うまく組み合わせて、顧客の好みに応じた空間を創出するという。
写真のようにロードバイクが趣味の若者の部屋を改装し、自転車のパーツの保管やメンテナンスの工具を見せながら収納するインテリアをつくる。緑と自然を大切にする人のためには、植物と交歓できる空間づくりを行うなど、ハンズならではの多様なニーズに応えるとする。
同時に、東急ハンズ各店が販売する珪藻土、無垢の床材や琉球畳などのこだわりの素材を左官職人や専門の指定業者に施工させることも可能となる。
東急ハンズによると、実際にDIYを目的に来店する顧客は多く、「店舗で販売している素材で自宅をリフォームしたいが、実際には手が出せない」という声が多かったという。
新しいサービスでは、商品企画を東急ハンズが行ない、施工はグループの「東急Re・デザイン」が実施する。東急Re・デザイン」はこれまで東急ホームズの事業を統合して東急グループのリフォーム事業を担ってきた。今後は東急ハンズの顧客を取り込んだ事業で拡大を目指す。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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