関連記事
Twitter、iOS版ユーザーの一部から誤って位置情報収集 パートナーと共有
headless曰く、 Twitterが一部のiOS版Twitterアプリのユーザーから誤って位置情報を収集していたことと、iOSの位置情報を信頼するパートナー1社と共有していたことを明らかにして謝罪している(Twitterのヘルプ記事、Neowin、BetaNews、Softpedia)。
誤って位置情報が収集されていたのは、iOS版Twitterで複数のアカウントを使用し、アカウントの1つで正確な位置情報を有効にしていた場合だという。このような設定になっていると、同じデバイスで正確な位置情報を有効にしていないアカウントを使用している時にも位置情報が収集されていたそうだ。
位置情報の共有については、広告のリアルタイム入札に関連するものだ。Twitterでは信頼するパートナーへ送信するデータから位置情報を削除するつもりだったが、実際には削除されていなかったという。その結果、誤って収集された位置情報もパートナーと共有されていたことになる。
ただし、正確な位置がわからないようにデータが加工されていたため、ユーザーの住所を特定したり、ユーザーの移動を追跡したりすることはできなかったとTwitterは説明する。また、パートナーが受け取った情報はシステム上に短時間保持されるのみで、通常の処理で削除されていたことも確認したとのこと。TwitterのハンドルやアカウントIDなどは共有されていない。
Twitterでは問題を修正して再発防止に努めており、影響を受けたアカウントのユーザーには通知したとのことだ。
スラドのコメントを読む | ITセクション | Twitter | バグ | iOS | IT | プライバシ
関連ストーリー:
写真の内容や位置情報を認識して関連する広告を出す特許、Snapchatが提案 2016年07月22日
ブラジルの反差別グループ、差別的な投稿をその投稿者の自宅近くに看板として掲示 2015年12月03日
「こっそりインストールして位置情報を追跡」というAndroidアプリ「カレログ」 2011年08月31日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク